2014年度東京都「貨物輸送評価制度」評価認定(授与)セレモニーを開催
~東ト協グリーン・エコプロジェクト主催~
2014年7月3日、東京都が貨物運送事業者を評価する世界初の「貨物輸送評価制度」の2014年度評価認定発表(授与)セレモニーを千代田区のザ・ペニンシュラ東京で開催しました。
セレモニーには、ご来賓として東京都環境局の長谷川明局長、環境局の金子亨担当部長、自動車環境課の宗野喜志課長、荷主を代表してコクヨ株式会社本社統括部CSR・環境グループの齊藤申一課長(関連団体GPN理事)が出席され、ご祝辞をいただきました。東ト協からは大高会長、志村環境委員長(副会長)、綿引専務理事が同席し、大高会長から開会の挨拶をしました。
長谷川局長のご挨拶では、「評価を取得された事業者と、評価を取得されていない事業者を比較したところ、CO2の排出量が約2割も、評価を取得された事業者の方が低いということが明らかになった。こうした評価事業者のCO2削減の取組みのレベルを示すデータとして、大幅なCO2削減効果を確認することができたのは、評価を受けた事業者の方々が、グリーン・エコプロジェクトの活動をまじめに継続的に取り組まれてきたからであり、また、グリーン・エコプロジェクトの活動が全国的に広がりを見せているということは、大変意義深いこと。」との祝辞をいただきました。
また、コクヨ株式会社の齊藤課長からは、「GPNの理事として、輸配送契約ガイドライン制定の際、座長の立場から東京都貨物輸送評価制度の取組みは非常に良い取組みだと感じ、こうした制度は非常にありがたい。また、グリーン・エコプロジェクトは東京発だが、関西を含めて広がってきているということで、非常に頼もしい。我々はこういう取組みに非常に期待しているので、引き続き頑張っていただきたい。」とご祝辞をいただきました。
その後、評価認定を受けたグリーン・エコプロジェクト参加事業者の発表が行われ、評価認定を受けた185社を代表して三ツ星評価の有限会社金城運輸の金城利光取締役が長谷川環境局長から評価証明書を授与され、受賞者を代表し、「念願であった、三ツ星の評価をいただくことができた。評価制度では、一昨年、昨年と、残念ながら二年連続して二つ星評価にとどまり、『今年こそは絶対に三ツ星』という明確な目標を社内に掲げ、一年間、意識をして取り組んで結果を残せたことについて、三ツ星評価の名に恥じぬ、より質の高いエコドライブ活動を目指して今後ますます精進していきたい。」と謝辞を述べました。
なお、グリーン・エコプロジェクト参加の評価認定事業者には今回の評価対象(2014年度評価)になった車両分の車両貼付用の評価証票(ロゴステッカー)をお送りしました。
●【グリーン・エコプロジェクト参加事業者】評価事業者一覧(支部別)