平成29年度 東京都「貨物輸送評価制度」の実施について
東京都は4月5日、運送事業者・荷主企業・都民が協力してCO2排出量を削減する仕組みとして、都内に物資を輸配送する貨物自動車運送事業者(いわゆる緑ナンバー)を評価する「貨物輸送評価制度」の平成29年度実施における詳細を公表しました。
制度開始から5年が経過したことを踏まえ、平均燃費値(ベンチマーク)の更新や評価対象車両区分の追加、情報公開の拡大として希望者には成績書を交付、さらに継続的な取組みを表彰する制度を新たに設けるなど制度を一部改定しました。制度改定の詳細は下記の東京都環境局報道発表をご参照ください。
評価は、「」~「」の3ランクから新たに「準三つ星」「準二つ星」を加えた5ランクで評価されます。
なお、評価の申請には、事業者が使用するすべての貨物車両(軽自動車含む)の1台毎の燃料供給量と燃料供給毎に記録した走行距離をもとに算出した実走行燃費の平成28年4月から平成29年3月までの1年分の燃費管理記録が必要となります。申請手続き等の詳細については、下記の東京都環境局または東京都トラック協会のホームページをご確認ください。
また、グリーン・エコプロジェクトへ1年以上参加活動している事業者を対象に、申請手続きを簡素化(添付書類の一部省略)できます(但し、その他要件有り)。
申請受付期間 :平成29年5月8日(月)から5月26日(金)まで
評価証明書交付 :平成29年7月(予定)
・平成29年度貨物輸送評価制度の申請受付開始
~CO2削減に努力する運送事業者を実走行燃費により東京都が評価~
・平成28年度「貨物輸送評価制度」の評価事業者を決定しました(PDF)
・2016年度 東京都 貨物輸送評価制度評価事業者一覧(PDF)