東京都「貨物輸送評価制度セミナー」を開催
~5年間の成果と連続評価取得事業者を東京都が表彰~
東京都は2018年2月23日、今年で3回目となる「東京都貨物輸送評価制度セミナー」をTKPガーデンシティ竹橋(千代田区)で開催し、運送事業者をはじめ、関係者、都民など多くの方が出席しました。
セミナーでは、東京都環境局 松永環境改善部長の開会挨拶に続き、芝浦工業大学工学部春日伸予教授が「環境・安全そして運転能力にも好影響のエコドライブ」と題してドライバーの心理状態にやる気をもたらすエコドライブ等について基調講演、その後、佐久間東ト協副会長・環境委員長から東京都トラック協会の『グリーン・エコプロジェクト』の取組みについて、東京都環境局 千田自動車環境課長から貨物輸送評価制度における5年間の成果が発表されました。
次に、貨物輸送評価制度連続評価取得事業者発表のセレモニーが行われ、制度の開始から5年連続で評価を取得している118社が発表され、小池百合子東京都知事からの連続評価取得事業者認定書が、松永環境改善部長より最優秀事業者のエスエイロジテム株式会社の斎藤彰悟代表取締役へ代表授与されました。
連続評価取得事業者の取組紹介として、代表受領された斎藤代表取締役より、第1次オイルショックより取り組んできたエコドライブ活動の歴史、また優秀事業者の株式会社エム・エスサービスの植益正芳代表取締役より、燃費改善に至るまでのPDCAサイクルによる具体的な取り組み過程について発表しました。
なお、二人とも貨物輸送評価制度の評価が自社ドライバーのモチベーションアップに役立っていると話しました。